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「失敗しないようにしよう」と思っていたら、また失敗してしまった…という経験はありませんか?
結果的に他人の目から見て成功だったとしても、本人はとてもリラックスしているとはいいがたい心理状況のはずです。
「失敗しないようにしよう」というとき、イメージされるのは成功した姿ではありません。笑われたくない、怒られたくない、イヤな思いはもうしたくない…そんな考えで頭の中がいっぱいです。
前に失敗したとき味わった苦痛を避けようという防御反応が起きているのです。
この苦痛によってもたらされた感情の傷を「トラウマ」といいます。
トラウマがあると、以前傷ついたときと似たような状況において、傷つかないようにしようという行動をしてしまいます。
しかし潜在意識にとっては、「傷つかないように」という思いから出てくるイメージが失敗したときのものであるため、そのイメージを実現させてしまいます。
つまり、失敗しようとしてしまいます。
トラウマが肉体の傷と違うのは、時間とともに癒えるわけではないということです。
放っておくと、意識できない領域で、傷として存在し続けます。
そして、トラウマによって思い通りの行動ができず失敗した場合、さらにトラウマは強められていきます。
もしトラウマを癒すことができたなら、以前に失敗した出来事を本当の意味で糧にし、目標を最高の形で実現させるにはどうしたらよいかという思考のもと、新しいことにもチャレンジしていくような気力が湧いてきます。
このようなとき、明確な目標だけに焦点を合わせ続けている、つまり迷いなくイメージが描けているので、潜在意識はその目標を速やかに達成させようと動いてくれるのです。
失敗したときのことが思い出されて思い切った行動ができない、やめようと思うのにくり返してしまう、プラスイメージをしているのに思ったような効果がない、変わりたいと思っているのにイメージをしようという気にならない、続かない…などの問題がある場合、トラウマ解消が必要になるのです。
潜在意識とトラウマ