潜在意識について of AIC



私たちがよく使っている“意識”とは「周囲の環境と自己を認識している状態」といわれています。ハッキリ自覚して認識、思考できる“自分”のことです。
「意識的にやる」…ということばにするとわかりやすいかもしれません。「自分でわかっていてやる」ということです。

では“潜在意識”とは何でしょう? 自動制御(自動的にコントロール)されている状態で、「自分でわかっていなくてもできる」ということです。この「自分で意識しなくてもできる」という能力を担当しているのが“潜在意識”というわけです。

例えば、車や自転車の運転、仕事やスポーツの肉体的動作は、最初はぎこちないかもしれませんが、そのうち鼻歌まじりでできるようになります。
その意味では、潜在意識を使っていない人は存在しません。


さてこの潜在意識…意識の陰に隠れて私たちの行動をコントロールしているわけですが、一般的に“氷山”に例えて説明されます。海面に出ている氷山は僅か3~5%程度であり、あとの95~97%は海の中に隠れていて見えないというわけです。

このことから、私たちの脳は3%しか使われてないという説明がよくなされますが、これは脳の使用量ということであり、「まだまだ脳は未使用の部分があって、もっと使うことができるはずですよ」という話になります。つまり、脳の未使用部分と潜在意識の話は別問題だということです。

通常、潜在意識は海面の下の95~97%のことを指しますが、AICでは「潜在意識」という全く別の意識があると考えています。氷山の例でいうならば、潜在意識が氷山の何%をどのように使うかということを命令しているのです。


このことから、いわゆる「能力」が私たちを望む方向に連れて行ってくれるわけではないということが理解されます。
私たちが身につけているあらゆる能力は潜在意識によって自動化されているわけですが、そのほとんどが動作のみを自動的に行う、ということだけに終わってしまっているからです。

車を鼻歌まじりで運転することはできるようになっても、どこに向かって進めばよいのかが分からなければどこにもたどり着きません。
または、南に自動走行するように最初から設定されていたらどうでしょう?
北に行きたいのに南にしか行けない…こうなると運転技術の話ではなくなってきます。たまたま方向が合っているときにしか、上手に走ることができません。

大切なのは、能力ももちろんですが、それをまとめ上げて望む方向へナビゲートすること=潜在意識に方向をインプットすることです。
潜在意識がそれを認識すれば、目的達成に必要な能力を必要なだけ使うことができるようにしてくれます。新しく身につける必要があるものは、速やかに修得できるようになります。
あなたの能力のすべてが、進むべき方向に向かって動き始めるのです。





潜在意識は、私たちが普段「これが私だ」と思っている表面意識に命令を下す働きがあるということをお話ししました。
ということは、あなたの思考や行動のクセ、能力に関しては、うまくいっていることも、うまくいっていないことも、潜在意識が「これを行動基準にしよう」としているということです。

赤ちゃんのころは潜在意識がむき出しになっており、また周りの人たちが世界の全てですので、親兄弟がどのように生きているか、またどのように扱われたのかというのが潜在意識の核になってしまいます。

また潜在意識は「潜在記憶にあることをかなえよう」とする性質を持っています。
親と似たような性格になったりするのはこのためです。
小さい頃、潜在意識に親の生き方がダイレクトに入ってくるので、それが当たり前になっており、潜在意識はその記憶をもとに実現させようとする=親と同じように行動しようとするのです。

これらのことから、あなたの思考の中心、行動基準は、3才までに周囲によってつくりあげられているということができます。


ここで、うまくいかないことについて考えてみましょう。
潜在意識は記憶にあることをかなえようとするということは、うまくいかないことも同じことをくり返そうとするということです。

カウンセリングで「どこに勤めても人間関係がうまくいきません。どうしたらいいんでしょう?」という相談が後を絶ちませんが、こういう場合、何回転職しても同じような人間関係のトラブルに巻き込まれ、「ほかの会社に移ったらうまくいくかもしれない」…ということをくり返してしまいます。

潜在意識は「人間関係の失敗」「転職しても同じ」というような記憶をもとにあなたの願望をかなえようとしますから、潜在意識の“引き寄せ能力”が働き、前の職場と同じような人間関係になれるような会社と縁をつくってしまうのです。

「それだと、1回失敗したらずっとうまくいかなるなるってこと?」

実は失敗のくり返しは、潜在意識のメカニズムだけでは説明しきれないものがあります。
潜在意識にくり返しをさせるのは…





「失敗しないようにしよう」と思っていたら、また失敗してしまった…という経験はありませんか?
結果的に他人の目から見て成功だったとしても、本人はとてもリラックスしているとはいいがたい心理状況のはずです。

「失敗しないようにしよう」というとき、イメージされるのは成功した姿ではありません。笑われたくない、怒られたくない、イヤな思いはもうしたくない…そんな考えで頭の中がいっぱいです。
前に失敗したとき味わった苦痛を避けようという防御反応が起きているのです。
この苦痛によってもたらされた感情の傷を「トラウマ」といいます。

トラウマがあると、以前傷ついたときと似たような状況において、傷つかないようにしようという行動をしてしまいます。
しかし潜在意識にとっては、「傷つかないように」という思いから出てくるイメージが失敗したときのものであるため、そのイメージを実現させてしまいます。
つまり、失敗しようとしてしまいます。

トラウマが肉体の傷と違うのは、時間とともに癒えるわけではないということです。
放っておくと、意識できない領域で、傷として存在し続けます。
そして、トラウマによって思い通りの行動ができず失敗した場合、さらにトラウマは強められていきます。


もしトラウマを癒すことができたなら、以前に失敗した出来事を本当の意味で糧にし、目標を最高の形で実現させるにはどうしたらよいかという思考のもと、新しいことにもチャレンジしていくような気力が湧いてきます。
このようなとき、明確な目標だけに焦点を合わせ続けている、つまり迷いなくイメージが描けているので、潜在意識はその目標を速やかに達成させようと動いてくれるのです。

失敗したときのことが思い出されて思い切った行動ができない、やめようと思うのにくり返してしまう、プラスイメージをしているのに思ったような効果がない、変わりたいと思っているのにイメージをしようという気にならない、続かない…などの問題がある場合、トラウマ解消が必要になるのです。





潜在意識をコントロールできるようになると、現実が変わってきます。
しかし、潜在意識で変わるのにも条件があります。
それはトラウマが癒されていることです。

実際のところ、感情が傷ついたことなど数え切れないくらいあるはずです。
この全てを癒さなければならないのかというと、そんなことはありません。
トラウマが引き金になって失敗でまたトラウマを作るということが多いので、1つトラウマが癒されると、それにつながったトラウマもどんどん癒されていきます。

また、感情が傷ついたことが多いということは、その傷を癒していけば、人生のあらゆることが好転していきます。
これが潜在意識を使うときの土台になります。


潜在意識はイメージしたことを実現させるというのはよく知られていますが、それは「潜在意識は記憶にあることを実現させる」という性質のためです。
なりたい自分をイメージすることにより、それがあたかも実際の記憶であるかのように認識され、実現に向かうというわけです。

ここで重要なのは、あたかも実際の記憶であるかのように、というところです。
もし成功したいなら、成功者のように振るまえという言葉がありますが、潜在意識はあなたの振る舞いそのものを受け取ります。
「成功したいなぁ」とは、まだ成功していない人が思うことです。
ですから、成功したいと思うことは、まだ成功していないということを潜在意識に伝えているのと同じことになります。

トラウマがある程度解消されてくると、日常の言動を変えることがやりやすくなるので、成功者のように振る舞うことが自然にできるようになります。
そして、「もうすでに成功している」というイメージに違和感、抵抗感がなくなってきます。


※実際に体験することがイメージ強化につながります。
 例えば、お金を手に入れたときのことは多少イメージできても、実感としての記憶(よいものに触れたときの五感、雰囲気)に乏しいので、そのイメージは漠然としたものになってしまいます。
 ワンランク上のものを買ってみる、車が欲しいなら試乗して実際の感触を味わうなど、感覚を味わうことで潜在記憶が確かなものになります。





AICでは、あなたの夢がかなったイメージのことを『未来の記憶』と呼んでいます。この『未来の記憶』というものはとても大切です。私たちは、毎日を積み重ねていくことで未来が決定するように思いがちですが、実はこれは錯覚なのです。

現実的には目の前のことを一つずつクリアしていくのですが、ゴールはすでに決まっています。特に目標がないという人でも、ゴールに向かっています。

どんなゴールか?

あなたの5年後、10年後を想像してみてください。だいたいのイメージはつかめるでしょう。
それがあなたのゴールです。ほぼ確実にそのゴールに向かって進んでいます。
このゴールを『未来の記憶A』としましょう。

この未来の記憶Aが満足できるようなものであれば大きな問題はありませんが、もし満足できないものであるなら、単なる努力で未来を変えることは困難です。
10年後の自分に不安があり、何をしているのかも分からないような場合、それを払拭しようといろいろなことに手を出してみたりしても未来が変わることはありません。ゴールは『未来の記憶A』に決まっているからです。

まるで運命論のようですが、『未来の記憶A』としたのには理由があります。
『未来の記憶B』があるのです。

『未来の記憶A』が記憶されているレベルまでいって、新しい『未来の記憶B』を設定し、強固にすることで、ゴールが変わります。そのゴールからあなたのもとへ道ができるのです。

もちろん、何もしなくてもゴールにたどり着くという意味ではありません。
歩くのはあなた自身です。
努力が身を結ぶようになる、行動した分だけ望んだゴールに近づくことができるということです。


未来の記憶Aは、ほとんどの場合小さいころにできていて本人は意識することがないため、人生のレールのおおまかなところは自動的に決まっています。
しかし、潜在意識をコントロールしてゴールを変えることができることを知ったあなたは、もう小さな自己像にとらわれる必要はありません。

『未来の記憶B』を設定し、あなたの手で人生をつくりあげましょう!










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